唐突ですが、最近、笑顔になったのはいつどんな時でしたか?
「常に笑っているから大丈夫。」という方もいるかもしれません。
逆に「そういえばずいぶん笑ってないな」という方もいらっしゃるかもしれません。
特にコロナ渦になってからは外出時にマスクをすることが多く、笑うことが少なくなってきたという方は表情筋を鍛えることで笑顔になります。
なぜこんな話題からスタートしたかと言うと、先日「笑顔のプロ」として活動している女性のセッションを受けたことで「笑顔」について考えたからです。
話を聞いていくと子供の頃から複雑な家庭状況の中で自分が笑顔になることで、家族の方が救われたという「きっかけ」があったそうです。彼女の話を聞きながら辛い時にこそ笑うことの大切さを実感しました。
確かに楽しいから笑うということが基本です。
しかし、楽しいから笑うというだけでなく、激しい感情や強いストレスを感じた時に笑うことで放出されるホルモンを抑える効果があります。
「楽しいから笑うのではなく笑顔だから楽しくなる」と発想を転換することで、気分が落ち込んだ時でも口角を上げるようにすると自然に笑うことができます。
そんな笑顔溢れる時間を過ごした時にふと「笑顔のまんま」という曲を思い出しました。
明石家さんまさんが作詞したものをBEGINが曲にしたものです。
2009年フジテレビ27時間テレビのエンディング曲にもなりました。
もともと私の好きな曲の1つなのですが、改めて聴くと歌詞の内容と彼女の話がリンクして泣きそうになりました。
“笑う門には福来たる”
という言葉もあります。
落ち込んでそんな気も起きない時でも微笑むだけでもポジティブな気持ちになります。
この曲を聴いて「笑顔」について考えてくださると嬉しいです。
(茅根 康義)