あなたにとって「夏の終わりに聴きたい曲」は何ですか?
私は、この時期になると必ず井上陽水さんの「少年時代」を聴きたくなります。
夏の終わりは子供の頃であれば「夏休みが終わってしまった」という気持ちで
あり、大人になった今だと「祭りの後」という気持ちで「寂しさ」「虚しさ」を
感じる時期でもあります。
そのような感情を「風あざみ」「夏模様」「宵かがり」「夢花火」といった
言葉を使っていることで、私たち自身も自分が経験したことを具体的にイメージ
することができます。
※ちなみに「アザミ」の花言葉は「安心」「独立」です。
改めて歌詞の意味に思いを馳せながら次の季節を迎えています。
私にとって2022年夏は文章添削士養成講座のティーチングアシスタントでした。
年齢、環境が異なる受講生と講師を繋ぐ役割として講座前の資料作成、課題の
提出状況のフォロー、また、講義の間はタイムキーパーや受講生へのコメントを
出すなど業務は多岐に渡ります。
講座の間はずっと緊張感の連続なのですが、受講生さんからの感想をもらうと
7回の中でそれぞれの成長が感じ取れ、また、私も自分が講座を受けた時以上に
「文章」に対しての感覚を研ぎ澄ます期間でもありました。
私が担当した受講生さんは現在認定試験真っ只中です。
自分が認定試験を解いていた時は「孤独」との戦いでもありましたが、今振り
返ってみると、自分自身と向き合う貴重な時間でもありました。
試験に合格すると晴れて「文章添削士」になります。
後輩が誕生することを期待しつつ、私も彼らの模範になれるよう行動していきます。
(茅根 康義)
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