何かを習得しようとするとき、毎日コツコツ努力するタイプと、自分のペースで進めて行こうとするタイプがあります。私はどちらかというと「毎日コツコツ」が苦手タイプです。文章力を身につけたいと登録したポルタのメルマガも、気づけば未開封のまま受信トレイに溜まっていることもしばしばでした。
削除せずにメールを保存しておけば、いつでもできると思っていたのが甘かった!ポルタは雨の日も風の日も、私のヤル気に関係なく毎日『おはようございます!高田さん』とやって来ます。受信トレイの中のポルタ率が高くなってくるのを見て、「これはさすがに、やらなすぎだろう…」と思い、最近、一念発起しました。
まずは届いた文章を読む。それを原稿用紙に視写し、最後に書いたものを声に出して読みました。
何かを身につける時、出来るだけ全身の感覚を使って学ぶことが効率的であることは、よく知られています。「目」で読み、「手」を動かして書き、「口」を動かして音読し、それを「耳」で聞くという方法は、頭だけでなく体感として学ぶことができます。
これは、ポルタに限らず他の書籍やネット上の記事においても実践できますが、ポルタの良い所は「内容」と「量」です。
文章力アップには読書が良いことはわかっていますが、実際どのような本を選んだら良いかわからない事が多いです。しかし、ポルタはお薦めの本を紹介してくれ、その中の一部を届けてくれるので、これは非常に助かりました。また、普段はPCでの入力作業が中心の生活なので、実際に紙に字を書くことが少なくなっています。そのため、最初はその点が少し億劫に感じていましたが、書いてみると400字以内の量はさほど苦にならず、ついでに忘れていた字も思い出せたりして、ある意味新鮮な作業時間となりました。
私の場合「視写+音読」で13~14分くらいかかりますが、1日15分程の時間を確保する事については、コツコツ継続することが苦手な私にも負担ではありませんでした。
これは、実際にポルタを経験してみなければ分からなかった実感です。長い間放置して、手つかずにしていたことに対し「もったいないことをした」と少々後悔しました。
時にはサボりたい日も出てくるでしょうが、今後もポルタとは長い付き合いを続け自分の文章力を養っていきたいと思います。
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(埼玉県在住:高田さん)