『PREP法』やん!
文章添削士養成講座の説明会にて、小論文における構成の一部を垣間見た時に、PREP法と再び出会いました。
PREP法との初めての出会いは、コロナ感染が広がり始め、在宅勤務を余儀なくされた頃です。
社内のWeb会議で、結論の見えない話を延々と繰り返され、
「あの人、めっちゃ話長いやん…ずっと俺のターンやと思ってるんとちゃうか…」
聞いても聞いても、結局何が言いたいのかわからない発言に多く出くわしました。
何が言いたいのかを理解しないと、組織としての動きは鈍る。
そう感じた私はどんなに長い話にも耳を傾け、『全集中』です。
全集中、耳の呼吸 壱ノ型、ダンボの耳ぃぃいい!!
それでも止まぬ独演に、「あなたは、耳の呼吸の育てですか?」「私は耳柱になれば良いですか?」と愚痴を…
おっと、鬼滅〇刃パロディはここまでにしましょう。
反面教師と言えば失礼ですが、自分もそうなっていないだろうかと省みた結果、たどり着いたのがPREP法です。
PREP法とは、論理的に簡潔に物事を伝える手法です。
Point:結論~重要な結論・主張を先に述べる
Reason:理由~結論・主張を支持する理由を述べる
Example:具体例~理由に対する根拠や具体例を掘り下げる
Point:結論~結論や主張を再度伝える
この順に従い、話していくと…
なんということでしょう。
複雑に絡まりあった内容が、一本のロジックに従い流れていくではないでしょうか。
この手法を使って話していくと、画面越しの相手の反応や会議後の行動が変わりました。
また、合わせて、自身の印象が『ロジカルな人』へと変わっていきました。
一般的にロジカルな話は、伝わり、理解されやすいので、私はPREP法を重用しています。
(つづく)
【ウラの文章添削士 ヒノ】