突然ですが、
『志望理由書を書くためのストーリーを考えるのは、恋愛と同じだよ』
と言われたら、あなたはどう思いますか?
「あっ、この人いいな」
そう思った人と彼氏彼女になりたいとします。まずは好きな人に「告白」をして「お付き合い」に漕ぎつけるという「ストーリー」が必要ですよね?
「告白」と言うと、ひと昔前は「ラブレターを書いて手渡す」という方法がありました。
今では「実際に会って話をする」という人が多いようです。もしくは電話やメール、LINEなどで告白する人もいるでしょう。
相手に「告白」を受け入れてもらうためには、
「なぜあなたが好きなのか」
「なぜあなたを選んだのか」
「なぜあなたでなければいけないのか」
3つの「なぜ」を説明できなければ、相手の心は動きません。
このように、好きな人への「告白」は相手のことを知り、そのうえで「あなたと付き合いたい」という思いを相手に伝える必要があります。
では、好きな人を志望先に置き換えてみましょう。
まずは、相手(志望先)のことを知るためにリサーチをします。
★ネットで行きたい学校(大学、専門学校など)について調べる
・実際にオープンキャンパスに行って、学校の雰囲気や関係者の話を聴く
・実際に通っている先輩に会って話を聴いてみる
★企業ならば
・ネットで自分が入りたい企業について調べる
・会社四季報などでその企業の情報を得る
・インターンに参加してその企業の雰囲気を体感する
など…
相手(志望先)を深く知り、さらに魅力を感じてより一層この先を共に過ごしたい気持ちが高まってくるはずです。そして、受験や入学試験、就活という方法で自分の思いを相手に伝えることになります。
ここまででおわかりのように、重要なことは相手の心を動かせるストーリーがあるか、ということです。
さらに具体的に説明すると、大学や専門学校、企業で求められているストーリーは、さらに掘り下げた4ステップになります。
ステップ1 将来の夢
ステップ2 夢を抱いたきっかけ
ステップ3 なぜその志望先か?
ステップ4 合格(入社)後どうするか?
志望先が学校ならば、なぜ同学部の他校ではなくその学校なのかを、また、志望先が企業であれば、なぜ同業他社でなくその会社なのかを具体的、かつ論理的に書く必要があります。
ここまでお読みになって「どうやって書けば良いのだろう…」と不安になっているそこのあなた。大丈夫です。志望理由書作成ノウハウを持つ私たちプロの「文章添削士®」があなたをナビゲートします。
あなたが憧れる志望先のドアを開ける鍵を私たちと一緒に見つけませんか。
次回はさらに具体的な「志望理由書の作成方法」について説明していきます。
***志望理由書を書くための4ステップ***
(文章添削士協会blog班)