「お見合い写真」
と聞いて今このブログを読んでいる方はどんなイメージを持っていますか?
自分で撮影するよりも専門家に撮影してもらう
髪型を決める(美容室などに行って自分に合うヘアスタイルにする)
撮影の角度を決める(顔の右側から撮影?左側から撮影?)
服装を選ぶ(スーツ・ネクタイなど)
エステに通う
スポーツジムに通う
など
写真を撮る前にこれからお見合いをする(であろう)人に自分自身が
どのように見られるかをイメージしながらカメラの前に臨まれると思います。
人生のパートナーを見つけるための「お見合い」であれば、その人の服装や身だしなみから、その人を知るために仕事の内容や趣味などを聞いて自分に合う人(交際する)かどうかを判断していきます。
同じように採用担当者(面接官)もまた、面接では「この会社の社風に合うか」「この会社で活躍できるか」などを知るために応募者とのお見合い(面接)で実際に話をしていきます。
その中で、採用担当者が応募者を知るための資料となるのが「ガクチカ」です。
では「ガクチカ」とはどのような書類なのでしょうか。
「学生時代に力を入れたこと」の略で、中途採用のように仕事での成果やエピソードを聞くことができない代わりに学業・サークルなど学生生活における成果や、成果に至った要因、エピソードなどを聞く質問としてよく使われています。
「ガクチカ」でのエピソードから、「どんな役割か?」「課題は?」
「課題をクリアするため実践したことは?」「結果、得たものは?」など、事実ベースで質問して深堀りすることで、学生の本質や行動特性の見極めを行っていきます。
エピソードについては「嘘」を並べたところで、面接ではその「嘘」がバレますし、最終面接や採用まで至らず、即「不採用」となるでしょう。
そういう意味で「ガクチカ」は、採用面接という企業との「お見合い」の場に辿り着くために重要なアイテムであると言えます。
次回からは、実際に「ガクチカ」を書く上で気を付けていくことなどについて綴っていきますので、皆さんの就活への何らかのヒントになれば嬉しいです。
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(文章添削士協会キャンペーン運営チーム)