はじめまして。こんにちは。工藤さゆりです。
私が文章添削士になった理由は、文章や言葉に込められている思いを大切にしたいからです。
私は小学生の頃から、友人と手紙のやり取りをするのが好きでした。中学生や高校生になっても友人や先輩と手紙を通じて、文章で相手との仲を深めていった経験があります。
社会人になると、学生時代のような同世代に向けた文章とは違った形式で、メールや書類などを相手に沿って作成する必要があります。
忙しない日常生活の中で、仕事や勉強で疲れた際に「お疲れさま!」と労いのメモ書きが自分宛てに置いてあると、疲れがふっと和らぐことがあるのではないでしょうか。
文章はコミュニケーションのひとつです。
文章を書くことで、自分の思いを伝えることができます。また、文章が記録として残ることで当時の出来事を振り返ることもできます。
今でも私は、思いの詰まった手紙を大切に保管しています。ふと忘れた頃に読み返すと、不思議なことに過去の自分へ寄せられた言葉が現在の自分のパワーとなることもあるのです。
私たちは、普段から何気なく言葉を選択して発信しています。それは自分を取り巻く環境や流行で影響されることもあるでしょう。
相手に「伝わる」文章を作成するためには、自分の思いを整理して、伝えたい相手のことを思い、言葉を紡いでいくことが必要です。
「言葉の調律師」というフレーズに心惹かれて、私は文章添削士になりたいと思いました。思いが「伝わらない」ことで生じる「モヤモヤ」感をクリアにしていくことは、自分を知るきっかけにも繋がります。さまざまな「伝わらない」思いを「伝わる」文章へと変容するサポートができたら嬉しく思います。
(工藤さゆり)