誰が為に(たがために)
この言葉と文章の関連性を私のプライベート事例を交えてご紹介していきます。
そもそも「誰が為に」とは、
「誰のために」を文語的に言い表した語。小説『誰がために鐘は鳴る』で特に知られる。
*参照:Weblio辞書
このような意味であり、本日は、「誰のために」という前提で進めていきます。
結論は、文章を書く前に「誰が読むのか」を理解することから始めましょう!
ということです。
同じ文章でも、ある人には納得(なるほどね~)であれば、
別の人には共感(ほんそれ!)ともなり得ます。
この違いは、読み手の属性によって変わってきます。
たとえば、ドラクエ派とFF派のロールプレイングゲームが好きな二人を集めます。
二人の共通する属性は、同年代に出たロールプレイングゲームに没頭したことです。
一方、異なる属性は、ドラクエ派かFF派かという派閥です。
この二人に、スマホで
「ドラゴンクエストウォークという位置情報ゲーム(筆者が愛して止まないアプリである)がリリースされます!」という情報を与えたとしましょう。
FF派は、同年代に存在したゲームであり、ある程度の興味を示し、
「なるほど~ちょっといいかも(納得レベル)」となるかもしれません。
一方、ドラクエ派は
「マジで!?リリースはいつよ(共感レベル)」と食いつきが異なります。
この違いを利用し、恣意的に共感を得にいくことは、
小論文でも就活(ES)・ビジネスの文章でも、
はたまたプライベートの一場面でも可能です。
(ウラの文章添削士 ヒノ)